整体院ホームページでは必ず必要となる記事(ページ)がいくつかございます。例えばアクセス方法を示す記事や定休日などを伝える記事も必須の項目ですよね。
しかし商売としてホームページの運営をされるなら法律的に必要な記事もあるで、これから自分で整体院ホームページを作成されるという方は是非覚えておくようにしましょうね。
整体院ホームページに必須な項目とは
初めて個人事業主の方が自分で整体院のホームページを作れらる際にどの様な記事(ページ)が必要なのかなんて分かりませんよね。
まぁ整体院ホームページの顔(看板)となるTOPページを作ることぐらいは分かるかと思いますが、その他には先ほどもお伝えいたしましたがお店までのアクセス方法などを記載した記事や定休日や施術などの流れを説明した記事が必要かと思います。
そこで先ずは整体院ホームページに必要な項目ざっと挙げていきたいかと思います。
整体院HPに必要な項目
- 整体院HPの顔となるTOPページ
- お店の道順を示すアクセスMAPページ
- 施術メニューが分かるメニュー一覧
- 施術の料金が分かる料金表
- 整体院の雰囲気が分かる院内風景ページ
- 初めてご来院される方向けのQ&A
- メールなどでも連絡が取れるお問合せページ
整体院ホームページなら上記の様なことが必須の項目かと思います。
また必須とまでいきませんがその他なら、お客様の声・症例報告・院長のあいさつなどがあった方が良いかも知れません。
そして個人で経営されているのなら必要はありませんが複数のスタッフがいる様な整体院の場合ならスタッフ紹介の記事も必要になってきますよね。
整体院ホームページでも法的に記載が必要となるページもある
先程お伝えした必須のページ以外にも法的に記載しなくてはいけないページなどがございます。
お問合せフォームなどを設置している整体院ホームページの場合には、必ずプライバシーポリシーの記載が必要になります。
あまりホームページのプライバシーポリシーなんて見る方はいないかと思いますが、個人情報を扱う場合には必ずプライバシーポリシーを記載しなくてはいけません。
「うちの整体院ホームページには個人情報を扱う項目なんてないよ」と思われる方もいるかも知れませんが、お問合せページがあるということは個人情報を入力するということなのでこれも立派な個人情報保護法などの適応となります。
もし仮に個人情報の取り扱いで何らかのトラブルが起きても、未然に防いでくれる効果もあるので是非記載する様にしましょう。
ポイント
2005年4月から個人情報保護法が施行された為、多くの企業が制定しています。「お問い合わせ」と併設するのが当然の義務となっています是非作成して下さい。また、以前は5000人規模の企業などに適応されていた個人情報保護法も現在は法人・個人問わず罰せられる対象となりますのでHPにお問い合わせフォームを設置したら必ず「プライバイシーポリシー」ページを作成しましょうね。
商品を販売するには特定取引法に基づく表記
本来はネットショップなどを運営する際に必須の項目となります。
しかし、整体院ホームページで商品などを販売する際には必ず必要となる項目なので覚えておきましょう。
特定取引法に基づく表記には下記の9つ必要になってきます。
特定取引法に基づく表記
- 事業者名
- 所在地
- 連絡先
- 商品等の販売価格
- 送料などの商品代金以外の付帯費用
- 代金の支払時期
- 代金の支払方法
- 商品等の引き渡し時期
- 返品の可否と条件
特定取引法に基づく表記というページを作り上記の項目に必要な事項を記入しなければなりません。
しかし全く商品の販売などをされる予定が無い方の場合には必要がない項目かも知れませんよね。
整体院ホームページに記載してはいけない表現もあることを覚えておきましょう
今まで整体院ホームページに必ず必要な項目のお話でしたが、2018年6月に医療機関のHPに関する条例が一部変更になり今後は整体院などのホームページまでにも影響があると予想される項目などもございます。
例えば、今までも整体院ホームページには記載してはいけませんが、整体院なのに「治ります」とか「治療」といった表現を使われる方がいますがこれは元々医師法などに違反しているのホームページにも記載してはいけません。
その他に記載してはいけない項目はまた別の記事でお話させていただきますが、整体師は医師などでは無いということは肝に銘じておきましょう。
こちらではそれら法的に問題となる表現などについて詳しく説明しておりますので詳しく知りたい方は是非ご覧ください