今から数年前に簡単に自分でホームページが作れるHP作成ソフトのHAIK(旧QHM)を購入し、自分のお店のHPや趣味のHPなどをたくさん作ってきましたが2019年度をもってHAIK(旧QHM)の利用を止めることにしました。
それに伴い今までHAIK(旧QHM)で作成してきたサイト(ホームページ)全てをWordPressにてリニューアルをしました。
まぁ全てのサイトといってもそれほどの数ではないので、地道にコツコツとリニューアルをすればそれほど時間が掛る訳ではないのですがページ数が200前後もあったのでそれなりには時間を要しましたがね・・・
HAIK(旧QHM)にてホームページ制作を止めた理由は
初めて自分でホームページが作れるようになったHP作成ソフトのHAIK(旧QHM)ですが、本当に素晴らしいHP作成ソフトだと思っています。
しかし元々このソフトを開発した旧北研(現toiee Lab)は開発を止め、他社へHAIK(旧QHM)の営業権を譲渡してしまいました。
これにより様々な面で今後の先行きが不安になり、私はWordPressへの移行(リニューアル)を決断いたしました。
もともとQHM haik販売中止について・・・でも触れていますが、以前から旧北研(現toiee Lab)の動きに多少なりとも不安な気持ちを持っていました。
そして仮に急にHAIK(旧QHM)が使えなくなったとしもリスク回避のためにと、この頃よりWordPressを少しづつ勉強をしてきました。
-
リスク回避の為にWordPressも使えるようにしようと思う
私はホームページ作成ソフト「QHM」を使うようになってから今年で3年目になります。 しかし2015年10月に「QHM(現在はHAIK)」を制作していた会社(北研)が他の会社へ「QHM(現在はHAIK) ...
続きを見る
なので今回行った全てのサイトをWordPressでリニューアルすること自体もそれほど難しくはなかったように感じられます。
今後のHAIK(旧QHM)ではセキュリティ面の不安が付きまとう
そしてHAIK(旧QHM)の利用を止めた1番の原因は、今後のセキュリティ面に不安があるからです。
旧北研(現toiee Lab)がHAIK(旧QHM)の営業権を譲渡する際にサーバーのPHP環境は「PHP7.1までは大丈夫です」といっていましたが、IT関連の進化ってすごく早いのであと何年くらいPHP7.1がつかえうのかどうかすら分からない状況ですよね。
仮にレンタルサーバー側が今現在主流となっている「PHP7.1はもう古いので使えなくします」って言ったら、HAIK(旧QHM)で作成したホームページの大半がハッキングなどの恐怖に常に向き合っていかなければならない状況になります。
この記事を読まれている方の中には自分で作ったホームページがハッキングされるなんて想像もしてもいないという方もいるかと思いますが、セキュリティ面に不安があるWebサイトは常にハッキングの対象になり得ます。
実際に私自身が運営していたホームページも以前ハッキングをされコツコツと更新していた記事が全て消されてしまったことがございます。
なので自分は大丈夫だと根拠の無い自信を持たれている方も十分注意が必要になるかと思います。
ビジネスで使っているホームページが真っ白になることを想像してみてください
先ほどのハッキングされて真っ白になったホームページはお店のホームページ(ビジネス目的)では無かったので仕事には影響をしませんでした。
しかしこれがお店のホームページだったら仕事にモロに影響を及ぼしていたかと思います。
私は個人で小さなお店を経営しておりますが集客方法はもっぱらホームページ頼りです。
Googleなどの検索結果でも「地域名+業種」で常に上位に位置しており、これにより今のところは集客は安定しています。
しかしいきなりハッキングなどの影響でホームページが真っ白な状態になってしまうと、お店への集客は途絶え収入を得ることが出来なくなります。
比較的HAIK(旧QHM)を使われている方って私同様に自分でお店などを経営されている方が多いかと思いますが、お店のHPが今現在普通に見れているがいきなり真っ白になってしまったらどうなるか今一度考えてみるのが大事だと思いますよ。
本当にホームページの内容が突然真っ白になると頭の中身も真っ白になりますよ!!
HAIK(旧QHM)は今後も使える可能性もあるがあくまで可能性でしかない
なにか不安を煽る様なことをいってしまいましたが、あと何年かは現状通りHAIK(旧QHM)は使えるかとは思っています。
しかしあくまで使える可能性はあるということだけです。
ここ最近のホームページ制作事情はCMSなどが非常に使いやすくなり、ホームページを作るならCMSを使ったホームページ作成サービスの「グーペ」や WordPressが主流となりつつあります。
またHAIK(旧QHM)同様にホームページが作れるソフトとして人気があった ホームページ・ビルダー21 なども2016年を境に後継版が発売されていません。
ホームページビルダーって毎年だいたい後継版を発売していましたが、2016年を境に後継版を出さなくなったということは先ほども言ったようなCMSにてホームページを作られる方が増えたので手間暇かけセキュリティを強化する必要が無くなったのではないかと思います※勝手な私の想像ですが・・・
ですのでホームページビルダー同様にHAIK(旧QHM)も今後は同じように開発を止めてしまう可能性があるということです。
ですからいきなり使えなくなってからでは無く、今の内からHAIK(旧QHM)が使えなくなった時のことを考えなんらかの対策は必要になるかとおもいますよ。